仕事、お金がなくても
人間が失ってはいけないものは『尊厳』。
働き口を見つけ賢明に働きお金を稼ぐ。
この社会から弾かれないようにみんななんとかやっている。
それにキチンと乗っかってける人も多い。
働き、税金を収め、そこに自分の存在価値を見いだす努力をする人々も。
だが、乗っかれず生活が苦しい人もたくさんいる。
病気など理由は様々。
本当に理由は人の数だけ様々なのだ。
手を差し伸べる機関であるべき福祉が敵になってしまっている。
溢れかえる貧困と、お金欲しさに悪用する人にウンザりしているのかな。
お金は無くてもダニエル・ブレイクは人間味に溢れていてる。
本来人間ってこんなふうに支えあうものなのだろう。
ここで生きてく権利がある。
存在価値なんて『私が私だから』その理由だけ。
胸に響く作品だった。
