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わたしは、ダニエル・ブレイクのchocoberryのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

とても考えさせられる映画だった。

市役所の対応がひどい。規則ばかり気にして、困っている人の立場に立てていない。

主人公のダニエルは、心臓の病気から働けなくなり、給付を受けて生活する様になるが、働けるはずだと審査され、給付が止まってしまう。

申請にはパソコン使う必要あるが、ダニエルはパソコン使えない。何度もやり直す。市役所のサポートがまったくない。どういうこと?

シングルマザーのケイティは、引っ越ししてきたもののお金がなく、寄付の配給を受け取る中で、トマト缶を開けてしまう。そんなにも飢えていたのかと衝撃。

そして、ケイティが売春を。ショック。それだけ追い詰められている。市は、一体何をサポートしているのかと、憤りしかなかった。

最終的に、ダニエルは心臓発作を起こして亡くなってしまう。市の制度が、このような結果をもたらしたのだと思う。社会制度について考える作品。
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