このレビューはネタバレを含みます
自分は、この「わたしは、ダニエル・ブレイク」のような役所のシステム、弱者切り捨ての政策、貧富の差は、グローバリズムがもたらす物と思っている。国や地方自治体が、国民の生活を守るために行っていた国営事…
>>続きを読む心臓病で医師から労働を禁止された大工のダニエル・ブレイク。
非該当者と判断され支援手当も受給できず、複雑な申請方法に堂々巡りする日々。
悪用されるを防ぐため、本当に救うべき者に行き届かない制度。
こ…
本能が理性を少しだけ上回るシーン
とてもリアルな描かれ方だった。
すぐに我に帰って泣き崩れちゃうのも余計にいたたまれない気持ちになるよなあ、、
あんな市役所ではたらいてたら人間としての尊厳失いそう…
国の仕組みは誰のための、何ための仕組みなのか。
映画上偏りの目線だと分かっていても、支持されたいがための机上論な仕組みに見えてしまうのは仕様がない話で。
当たり前に隣を助けるような人たちは、荒むこ…
心臓病でなく、国が彼を死に追いやったってのがずっと心に突き刺さる。
弱者が弱者同士助け合うのでなく
隣人であれば手を貸す、
そんな世の中にしていきたい、そうなりたいと思った。
役所のたらい回し…
© Sixteen Tyne Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Les Films du Fleuve,British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2016