ドナウ

ローサは密告されたのドナウのネタバレレビュー・内容・結末

ローサは密告された(2016年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ちょっと苦手意識のある画面ブレブレの社会派セミドキュメンタリー作品ではあるけれど、登場人物を対比させ表情や行動、その顛末を通して人々の行く末を想像させるように作られていたのでとても面白く見られた。一発アウトでありながら警察の腐敗のおかげ?で高額ながら金を積めば保釈されると家族総出で金策へ出かけるんだけど、次男の愛人なのかお客なのか分からないおっさんにお金をねだるところは腹抱えて笑ってしまった。給料全部巻き上げられ更に要求、俺はATMか?と銀行へ向かう姿は哀愁を帯びていた。監督はチャンスが有れば変われる人達と言っていたけど、あのラストシーンの涙…これからは怖い人達から目を付けられるでしょうし、この先クスリを売らず暮らしていけるのでしょうか。
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