モーレツに異国を感じる映画。
基本的には医師の父ちゃんが娘のために奔走する様を見せられるものだけど、不倫中だし、試験を不正で乗り切ろうとするし、家庭は崩壊するし、娘の彼氏は気に入らないしと色々起きる…
主人公ロメオは娘を愛し、娘の為に一生懸命だが、浮気したり、自分の考えを押し付けたりします。そんな彼と家族の数日を切り取った物語で、謎を提示し、考えさせるのに解決せずに終わる。なんで?観終わって気付き…
>>続きを読む[ルーマニア、腐敗の連鎖を可視化する] 80点
傑作。2016年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。同じ年のコンペにはクリスティ・プイウの新作『シエラネバダ』も並んでいたというルーマニア・ニューウェー…
ムンジウは主人公を常に画面の左側に置くことによって、ある正しさ(right)とは逆側にいることを示したかったというが、所詮はその程度の思想である。
あるショットに対する責任を放棄したことによって、…
子供を持ったことないから分からないけど、いつまでも子供扱いしてたらいつの間にか子供じゃなくなってたってあるあるなのかな。
大人と子供の境界が人によって違うってのもあるけど、そこら辺は合わせておきたい…
犯人探しのミステリー × 受験をうまくいかせようとするサスペンス × そして、なにより一つの事件から家庭やあらゆるものが壊れて今まで蓋をしてきたものが露呈していくドラマ……決してキャッチーな内容でも…
>>続きを読む© Mobra Films - Why Not Productions - Les Films du Fleuve – France 3 Cinéma 2016