犯人探しのミステリー × 受験をうまくいかせようとするサスペンス × そして、なにより一つの事件から家庭やあらゆるものが壊れて今まで蓋をしてきたものが露呈していくドラマ……決してキャッチーな内容でも…
>>続きを読む善悪とはグラデーションであり、状況によって位置が変わることを捉えている。
善人と悪人の二元論で語ってしまいがちだけれど、人間はもっと曖昧な生き物だと思う。
誰かのために川に飛び込むこともあれば、…
『4ヶ月、3週と2日』のクリスティアン・ムンジウ監督の2016年のカンヌ国際映画祭の監督賞受賞作品。
ルーマニア🇷🇴の50歳の医師ロメオの娘エリザは、イギリスのケンブリッジ大学に留学する最終試験を…
娘の未来を案じるあまり、不正に手を染めてまでも卒業試験をパスさせようと奔走する父の姿を描く。
医師である主人公にはイギリス留学を控える娘がいる。だが、留学を決定づける最終試験日の前日、娘が白昼堂…
自分用メモ🇷🇴
・娘のために権力を濫用して裏口工作するなロメオ。不倫していても、エリザを想う気持ちは本物。
・前提として娘が試験数日前に強姦未遂に遭ったことを踏まえると同情する部分もある。
・ルーマ…
これは結構良い
知識層の主人公は極端な方なのかもしれんけど、ルーマニア国民が如何に自国に絶望しているかを知れて興味深い
何らかのメタファー染みてはいるが、ラストまで観ても結局よくわからない部分も…
2016年カンヌ国際映画祭 監督賞 受賞
強姦未遂にあった娘エリザの将来を憂い、試験の裏工作に奔走する父親。
ポリープ除去手術を患者に薦める医者の身でありながらも自ら、家族や社会のポリープと化して…
『4ヶ月、3週と2日』のクリスティアン・ムンジウによるルーマニア映画。
揺れる手持ちカメラが父の薄汚れた背中越しに社会の腐敗、人心の荒廃を映す。公正を求め不正を働き、尊厳をも捨て去る信念とはいかに…
ルーマニアの俊英クリスティアン・ムンジウがカンヌで三作連続での受賞となる監督賞を得たドラマ。
ケンブリッジへの進学を左右する大事な試験の数日前に暴漢に襲われるという災難に見舞われた娘のためにと裏口工…
© Mobra Films - Why Not Productions - Les Films du Fleuve – France 3 Cinéma 2016