「現実の世界では力ずくの関係で快楽は感じない」
奪われたものたちの逆襲
植民地•男権主義と女性のモノ化•貧困
日本人になりたかった叔父
貧困からの逆転を狙う男
自由を求める女たち
あらゆる搾取に中指を突き立て
鮮やかに哄笑する
はじめから私たちはずっと自由であり
自由を奪う者たちには容赦ない死を
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完璧なシスターフッド映画
三部構造で毎部のラストで反転がある
これ観たあとだと「コンフィデンスマンJP」とかもう観られない
(以下ネタバレあり)
一部
騙す2人と騙されるお嬢様の構造だと思っていたら騙されていたのは…という構造
二部
じゃあ騙されていたのは彼女だと思っていたら実は本当に騙されていたのは…という構造
三部
あらゆる搾取に死をもたらす激烈な結末
明示こそされないが、全ての搾取の始まりである叔父の動機は「日本人になりたい」
つまり、この搾取の構造の生みの親は他でもない日本国家なのだ
2人の性交はすべての搾取を存分に嘲笑う
しかも”藤原伯爵”の最後の「チンポは守られた」というセリフのエッジの効き方えぐい
二部ラストの場を壊すというアイデアはワンピースのナミのくだりを思い出した
このシーンが圧倒的に素晴らしくてそれだけでもはや満点
キム•テリこれがデビュー作とかやばすぎ
原作がヴィクトリア朝期のロンドンの話ときいてまたたまげた
パク•チャヌクやば