“抑圧からの解放”
「百合!」
どうしても、書きたかったので
(中学生か!笑)
エロティックな表現が多い本作、デレデレ観ていたらなんのこっちゃになりそうなので、気合を入れて。
でも、クレイジーなワードが飛び出すあたり胸踊りますね、笑。
全3部構成で145分、ちょい長。
1部でネタフリ
2部で答えあわせ
3部でクライマックス
と、巧みな構成になっております。
エロに騙されてはいけませんね。
根底に流れているのは硬派なテーマ。
女性の男尊的な抑圧からの解放もしくは脱出といったところでしょうか。
そこは、ほら
韓国は儒教ベースの家父長制が色濃いお国柄ですから、主役の2人が男を手玉にとってみたいな展開はむこうの人にとっては胸がすく思いがするんじゃないでしょうかね。
日本統治時代の朝鮮半島っていうのも帝国主義的な抑圧、言い換えればマッチョイズムみたいなものを示唆している気がします。
サスペンスの皮を被りエロで装飾していますが、中身はフェミな映画。
そんな印象を受けました。
勝手な憶測ですよー、ツッコミたい方いたら優しくお願いしますね、笑。
パク・チャヌク監督、侮れませんね!