セーマン

お嬢さんのセーマンのレビュー・感想・評価

お嬢さん(2016年製作の映画)
4.8
「別れる決心」から遡っての「お嬢さん」。エロはいいけどグロはやだなと今まで避けてきたところ、「別れる〜」のタン・ウェイがあまりにも素晴らしかったので、やっぱり見ておくべきかなと思ってチャレンジしてみました。

結果、昔のパク・チャヌク作品に比べると、だいぶグロも抑え気味(終盤ぐらい?あのシーンいるのかな?)で、思ったほどではなくてよかったです。

とにかくまずはストーリー自体が面白い。そして映像が美しい。風景、建物、衣装。そしてヒロイン二人の美しさ。どっぷりと堪能しました。

女性の描き方が作品ごとに進化していて、今作で極まり、更に「別れる〜」ではエロを用いなくても女性の美を表現する領域にまで到達したのだな、と感じました。

ヒロインの二人が本当に美しく、いとおしく、幸せ感満載なラストは見ているこちらも幸せになる大満足のいくものでした。

私と同じように食わず嫌いで避けている人がいたら、ぜひ見ることをオススメします。
セーマン

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