くもすけ

窓のくもすけのネタバレレビュー・内容・結末

(1949年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

子供視点ノワール。ウルリッチ得意の巻き込まれ型スリラーで、話はエピグラフ通りオオカミ少年。ロケ多数で自宅とその近所で語りおろし、後半は悪漢との廃墟のチェイスで階段落ちと一本柱渡り、最後は高所から飛び降りて夢から覚める悪夢仕様。

トミー少年演じるのは天才子役ドリスコル。RKOに貸し出された彼をヒューズは評価せず、のっとり騒動もあって公開が延期されてた。公開されるやドリスコルは評価され、翌年宝島、ピーターパンなどに出てキャリアの絶頂を築き、その後転落する。

同じ原作で4度映画化されてるようだ。84年版Cloak & Daggerが気になる。監督脚本はサイコ2コンビ