「○を甲子園に連れてって」とか言ってくる女はクソって事?
無印『ロッキー』の「勝ち」よりも「負けない」を尊ぶ思想から、更に一歩進んで「逃げちゃえ」すら尊重する様な思想は映画のルックに反して現代的
周囲の期待やビジネス的側面が散々描かれるのは、本来のスポーツとしての純粋さに薄汚い物差しをズカズカと差し込んでくる様な業界への批評もあったのだろうか(新井英樹の『SUGER』『RIN』を思い出した。)
ウザい…何もかも…もうあの娘と一緒にいたいだけなのに…
ライヤ…映画の制作陣…「解放」されたオリ・マキにささやかな祝福を送るラストを我々も同じ様に見つめる
勝ち負けの価値観からこぼれてしまった人々への優しい目線(実話なんですね。)
何も求めないライヤが可愛らしい
映画自体はもっと可愛らしくても良かった