胸糞悪い!こんなに胸糞悪いのは久しぶりだぞ。
土曜日の朝から勘弁してくれ。まあ見た自分が悪い。
ロシア映画でございます。
数々の賞をとっている本作。
カンヌでも「ある視点」部門で上映されるほどの作品だそうです。
聖書に傾倒する高校生の話。
宗教、性教育、学校のあり方、同性愛、障害者、親子関係、ユダヤ人、権力、とかぎゅうぎゅう詰め。
ここまで大きく風呂敷を広げているのに、ごちゃごちゃせずまとまっているのはすごい。
ずっと薄暗くて、じめじめしてる。
いやーな雰囲気。重い。
映画館だと強制的に閉じ込められるから最後までしっかり見れるけど、この作品を家で最後までノンストップで見るのはキツかった。
別に大傑作というわけではないが、もうちょっと注目されてもいい作品だと思う。