このレビューはネタバレを含みます
ネタバレ
テロ側描写がない片手落ちの為緊迫感が弱い
インドムンバイホテル滞在中にテロリストグループに襲撃・放火され、死を覚悟したものの無事救助された女の子目線の物語。
実話ベースとのことである種の興味深さはあるものの、テロリストたちの姿も行動経過もまるまる省略しているので緊迫感はない（当時のカメラムービーのようなものが最後の方であるが・・）。どうせ女の子が助かるであろうことは容易に想像できたしね。
やはりテロ側の犯行動機や当時の政府対応なども含めマルチ描写をしないと、総合的満足という点では物足りなくなるのだなぁと改めて確認できた。
助かって心身が落ち着いてからもＰＴＳＤを脱し切れていない様子の女の子の描写でエンドとなるが、こちらも何とも言えないもやもやが残ってしまった。
どうでもいい話かもしれないが少女と一緒に救助された新婚妻役の女優は英語ドイツ語フランス語イタリア語と各国の映画で見かけることがやたら多いが、余程使い勝手のいい万能女優なんだなぁとそれにえらい感心してしまったよ。
1.8の二つ星
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