2008年11月にインドの都市ムンバイで195人の犠牲者を出した同時多発テロ事件を題材に、ホテルの客室に一人残された18才の若い女性の心の軌跡を描く。
監督、 脚本は ニコラ・サーダ
原題:Taj Mahal (2015)
父の転勤でインドのムンバイにやって来た18歳のルイーズ(ステイシー・マーティン)は、新居が決まるまで、高級ホテル「タージマハル・ホテル」に両親(ルイ=ド・ドゥ・ランクザン、ジーナ・マッキー)と滞在することに。
両親の外出中にホテルがテロリストに占拠され、ルイーズはひとり客室に取り残されてしまう。
携帯電話で両親と連絡を取りながら助けを待つが、火災も発生し…
「いらっしゃい。ご注文は?
分からない」
テロを経験したこの若い女性の心の傷は、どうすれば癒やされるのだろう。
なお、同じく客室に一人取り残される新婚の女性役をアルバ・ロルバケルが演じている。