１つの策戦が終わっても戦争は終わらなくて。何処までが策戦で何処からがﾌﾟﾗｲﾍﾞ-ﾄなのか。たった今聞いた愛の言葉さえ疑わなければいけないなんて悲痛。策戦の最中は「感情だけは正直に」と言っていたﾏﾘｱﾝﾇ。彼女にとってｶｻﾌﾞﾗﾝｶで出来た知り合いも大事だったんだね。ｶｻﾌﾞﾗﾝｶを離れる時の彼女達の視線の交差が切なかった。でも所詮「国」よりも「大切な人」。大切な人を守ることのできない策戦なんて。
それぞれが大切な人を守る為に内密に動くからどんどん膨らんでいく猜疑心。久しぶりにこんな切なくて哀しくて純粋なｽﾊﾟｲ作品観たな。
そしてﾌﾞﾗﾋﾟ歳とったな-って。無理に若作りしてるみたいに見えたけど歳相応の渋さが今回はあんまり出てなくて完全にﾏﾘｵﾝ・ｺﾃｨﾔ-ﾙの色気勝ち。
