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タフ PART 1 誕生編のmarecchoのネタバレレビュー・内容・結末

タフ PART 1 誕生編(1990年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

30年くらい前に、友達から「めっちゃおもろい」て勧められて以来、ずっと好きな映画。
まず何より、出演者が軒並みかっけぇんだわこれが!
主演の木村一八さんは、冒頭は演技が微妙だったんだけど、話しが進むにつれてどんどん役が身についてく感じ。
主人公の殺し屋・ジローになっていくのを感じるんだよねぇ…
狙った演技なのか?!

三原じゅん子さんと安岡力也さんもめちゃくちゃかっけぇのよ…
あと、若かりし日の豊川悦司さん、寺島進さんがビックリするくらいチョイ役で出てて、3分くらいで退場していくとか、今を考えたらびっくりなんよなぁ。

個人的好きなポイントは、デスゲーム開始直前のジローのモノローグ。
そこでなかなか悲惨な過去が明かされるんだけど、恨み言とか一切無いんよね。
辛いとか悲しいとかの感情が欠片もない。
それと同じくらい、あっさりと命が失われていくのよ。
誰かに感情移入することも無いまま、物語が進んでいくんだけど、1回見て嫌悪感が無ければ多分ハマると思う。

ま、ツッコミどころが無いとはいわないけどね。
ぼくは大好きです、この作品。
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