あゆは

東京ウィンドオーケストラのあゆはのレビュー・感想・評価

東京ウィンドオーケストラ(2016年製作の映画)
3.5
日本有数の楽団"東京ウィンドオーケストラ"と間違われたとは思いもせず、オファーを受けはるばる屋久島までやって来た『名前がそっくりなカルチャーセンターの吹奏楽団(ド素人10名)』。違和感から勘違いに気付いた団員は逃亡を試み、また己のミスに気付いた屋久島の職員は彼らを"本物"として騙し通す決意をする。

今もアマチュア市民バンド所属の身としては、めっちゃホラーで面白かった。。責任を擦りつけあったり気分悪くなる部分も多かったけどフィクションだからね、オッケー。
演奏を心の底から楽しみにしている橘さんの笑顔がとても素敵で、ファンにそう想ってもらえるのはバンド冥利に尽きるなぁと思いつつ、ストーリー的にはその笑顔が心苦しい。最後の台詞にホロリ…。

ステージ衣装は黒×フォーマルに統一しつつも、男性陣のアレンジがそれぞれお洒落だった!いいなぁ。
演奏曲はスーザのキングコットンという絶妙な渋さ。しかも原曲がギリギリ分かるか怪しいくらいヘタクソな演奏が心に痛い。消えてしまいたくなる初見合奏の音源によく似ている(絶望)
あと気になってしまうのがプログラムにあった「 ア ル メ ニ ア ン ダ ン ス ( 全 曲 ) 」の存在。無理ゲー過ぎる選曲、打ち合わせどうなっていたんだ…色んな意味で聴きたかったな〜!!!(※アルメニは全曲やると30分超の高難易度大曲)
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