O.キュリレンコが美人。
冒頭の強盗シーンに美術コストのほとんどを割いた感じの近未来風ゼットン型スーツとビーハイブ型貸金庫と、その後の普通の世界観が全く合致しないのは何故なのか?
やはりコスト配分を間違えたのだろうか?
アクションに説得力はあまりないが、それを爆破で補おうという努力の後は見える。
続編を考案していた様にも見えるが、M.フリーマンの軍産複合体と癒着している議員という役柄の底が浅いせいか、あまり後も引かない。
やはり女諜報員物は美人の方が成立するが、説得力をもたせるにはボディダブルのアクションや相当なカメラワーク技術が求められてしまうのだろう。
ワシントン役のJ.ビュアフォイは、あたりまえの様に部下にリスクを取らせる、いい感じで嫌な奴だった。《褒めている》
ネクタイの伏線も綺麗に回収。
もう一度言う。
O.キュリレンコが美人。
それを愛でる為の映画。