フランス産の短編映画。一匹の死んだネズミから苔が生えやがて地球上に植物が覆う話。
シュミレーションっぽいディストピア映画でした。今作はストーリーが一切ないけど、サイレントランニングのようなSF×自…
最初、どこの血管かなぁと思いきや、ネズミの死骸から苔が生えていた。
それが段々と苔が広がっていき、世界を覆い尽くす。
これは人類が絶滅した後の世界なんだろうか。
もしかすると、小さな世界が大きな世界…
このレビューはネタバレを含みます
青い惑星が植物に覆われてこの文明が終わるまでの様子
路上のネズミの死骸にカビがブワァッと生えていって
「アイ・アム・レジェンド」でウィル・スミスが孤独に暮らしてた風景みたいに、みるみるうちに都会が…
命は巡り、やがて地球に還り、そしてまた何かの生物に取り込まれ、また地球に還る。
延々と続く、命の循環。
しかしその地球も、無限に拡がり続けている宇宙からすれば、ほんの砂つぶか、それ以下の存在。
…
覆われてゆく。
予期せぬものに侵食され、人類が長い時間をかけて築いてきた文明が恐るべきスピードで滅びてゆく。
映画というよりも環境ビデオの様な四分間の映像作品ですが、美しい映像、そして荘厳な音楽…
徐々に地球が冒されていく恐怖…*
目に見えない、些細なことから…始まっていて…後半に向かって加速度的に…(^^;;
イヤホンで聴いていると、音楽の盛り上がりも、よく分かります…♪
こんな地球に…