うり二つのMのレビュー・感想・評価

1937年に製作されたキートン主演の短編トーキー映画。設定とシチュエーションは抜群に面白いのに、それを活かしきれていない印象。家と女性を間違える過程をもう少しわかりやすくしたほうがいいし、
双方の亭主が違う家に入るのも最初は混乱を与えるだけでは無いだろうか。

キートンが中盤ただのヤバイ奴になってしまっているのも残念。

あと暖炉の氷像はその後どうなったのか？

15年後のキートンは面白かったが、
ラストはバックショットだけではイマイチだった。