当人同士が納得ずくなら、もうそれでいいんじゃないかな?って着地の仕方をする、ギトリ渾身のコメディ。
編集長、舞台女優、ハリウッドスター、女性記者、四者四様それぞれの思惑が、寝取り寝取られなギトリお得意のマシンガントークの中で繰り広げられる。
舞台女優の言い訳パートが絶妙に長くて少し辟易したが、やはりいつも通り終盤には事件を起こしてしっかり締める(ただし終わり方もいつも通り茶化し気味)。
やっぱギトリの作風は今の時代から観ても新鮮だけど、と同時に人を選ぶものなんだな、ボックス収録作全部観てそう思いました。