サッシャ・ギトリ作品を観るのはこれで二度目だが、この人の撮る映画は本当にセリフ量が多くて話も脱線しまくり。
その脱線の中に重要な伏線も仕込む意地の悪い映画の作り方をするもんだから、集中力を欠くことが…
タイトルの表示の仕方や音楽・演出がずっとお洒落で可愛い。
ヘアメイクや美術・衣装も同様。
当時の富裕層の生活様式が窺えるのも面白い。
ただ今やったら怒られるだろうな、という差別的なユーモアが随所に見…
濱口竜介がベスト言うのも納得 とにかく喋る、そして欲望が人物を動かし関係を混乱させ最後に途方もない奇跡があっけらかんとすべての欲望を飲み込み天に返す、その晴れ晴れとした読後感 ギトリと女主人(この人…
>>続きを読む「デジレ(欲望の対象)」という名の優秀な召使いが、まさにその名の通り欲望を投影され続けるが故に職を失う。自分は単に欲望され続けているだけなのに、身分の差から不利益を被ってしまうその理不尽さを大いに嘆…
>>続きを読む夢で好きな人を声にだして呼んでしまう。これはそのままトリュフォーの『隣の女』で継承されているネタだった。今回、数本しか観れなかったけど、トリュフォーがサッシャ・ギドリに如何に影響を受けていたのかがわ…
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