このレビューはネタバレを含みます
ノリが完全に同時代アメリカのスクリューボールコメディでとても面白い!!濱口さんのトークイベント付き上映で鑑賞。以下濱口さんのトークメモ。ギトリの作品はありえないほど都合の良い展開が続くけど、それを許…
>>続きを読む典型的な階級差ラブコメで非常にわかりやすいギトリだと思うけど、これなら同時代のアメリカのスクリューボールコメディの方がアクションと語りのテンポの両立という点では評価されて然るべきかなと思う。濱口竜介…
>>続きを読む小声のおばさんめちゃくちゃ面白かった ディナーシーンずっと笑ってた。漫才映画!
アフタートークで濱口さんも仰ってたけど、いい映画≒動線や運動と語られることの多い映画史において不遇な扱いを受けていた…
これでもかと言うほどに喋り倒すギトリ。キャラクター達の頓知の効いた言葉遊びによって笑って笑ってひたすら笑う。余白など殆どない凄まじい量の言葉数に圧倒される。べしゃりの達人ギトリ監督流の傑作密室会話ラ…
>>続きを読む終盤サッシャ・ギトリの召使いデジレが仕える女優相手に性癖吐露吐露でしゃべくり倒す告白というか演説が圧巻で一気に求人広告の落ちまで行く見事さ。
冒頭ギドリがポートレイトを使い登場人物を紹介していくの何…
子供は本を読んでやると寝てしまうが俺も人がずっと喋ってるのを聞いていると寝てしまうので台詞の応酬が核となるギトリの映画はまともに見れたことがない。ギトリの映画はとにかく喋る。ひたすら喋る。ずっと喋る…
>>続きを読む階級や社会的な常識を越えて夢の力に翻弄される登場人物たち。ギトリの独創的なべしゃり協奏曲の愉しさは言わずもがな、切り返しでインサートされる美しいジャクリーヌ・ドリュバックの音楽的な表情変化にうっとり…
>>続きを読むこの人の映画はどれも、サイレント映画ではモンタージュや役者の動きで担保されていた多幸感的な何かを映画全体の情報量を変化させずに言葉に変換しているような感覚がある。『夢を見ましょう』ではその視覚的な情…
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