うさどん

北の零年のうさどんのレビュー・感想・評価

北の零年(2004年製作の映画)
1.8
本日の巣ごもり鑑賞。
吉永小百合さん、やはりどの映画に出ても「吉永小百合」で、今作の「小松原志乃」にはなれない。
子供の年齢から20 代半ばから30代頃までの話のようだけれど、撮影当時60歳手前、役年齢にも見えないし、老けない。
そんなことが気になって、せっかくの豪華俳優陣、贅沢な屋外セットと北海道ロケにも身が入らない。
移住、開拓、廃藩置県、騙される、身分崩壊と役所勤め、徴兵・軍馬徴用とエピソードも詰め込まれすぎ、特に後半はストーリーの繋がりも曖昧まま進む。
「5年もあって手紙一つも出せないの?」っていう不満さえも湧き出したとても残念な作品。