基本的にリメイクされた映画を見る時は、
先に原作を見なきゃいけないっていう自己ルールが俺にはあるのだけど、今回はその掟を破ってしまった…
ペニーワイズのあの超有名シーン、かなり冒頭で出てきてめちゃくちゃ笑った。
あのマンホールのネタ、おそらくマックのドナルドバージョンで見た人も多いのではないでしょうか…..
ちなみに見終わった率直な感想は「微妙」。
ペニーワイズのモデルにもなった児童連続殺人犯ジョン・ゲイシーの話だと見る前は勝手に勘違いしていて、
映画全編を通して霊的超常現象のオンパレードにガックリ。
幽霊系ホラー映画は全てにおいて退屈だから見たくなかったのに…..
ただ、クリーチャーやペニーワイズ関連のエフェクトはすごく良かった。徐々に顔が変貌していったり殺した子供のコレクションエリアだったり、不気味さがかなり秀逸。
しかし肝心のホラーシーンは音で脅かすばかりで、やはり終始退屈ではあった。
でもそれ以外のところの日常シーンは面白く、デリーという町の自然の美しさと不気味さ、歴史、そして人間関係も緻密に描かれていて良かった。
日常シーンでわかった事
・デブが強い
・ベバリーの初体験の相手はお父さん
・デブの腹は頑丈
・DQNグループの中にカイロ=レンがいる(最初の犠牲者)
・DQN達は小学生を痛ぶる真性のクズ
・デブの腹はすごく頑丈
・過保護のママは完全な糖質
子供達が夏休みに力を合わせて何かをやる系は大抵面白い。
ジャンルは違うけどグーニーズやスタンドバイミーを思い出した。
ただこの作品は、それぞれのキャラがあまり立っていない所が残念。
メガネと主人公とデブとおネェさんと潔癖症のガキはそれぞれ役割と特徴があるのだが、
銃持ってる事しか特徴がない黒人のガキが気付いたらパーティに参加していたり、聖書読むだけの陰毛パーマがいたりと、
もう少し数を絞るか役割を与えるべきだと感じた。無理やり数を増やしすぎ感は否めない。