ユータ

LOGAN ローガンのユータのレビュー・感想・評価

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)
5.0
Filmarks開始2周年になりました!
ここまで映画を観て、レビューを書き続けられたのは、フォロワーの皆さんや、FilmarksのTwitterアカウント連携機能で、Twitterに同時投稿した僕のレビューを読んでくれた友達が、“凄い!”とか、“ようあんなん書けんな!”って良く評価してくださったり、“ここはこうした方がええ”とか、“〇〇のとこ、もうちょっと工夫できひん?”って意見してくださったり、観た作品について思ったことをコメント欄のところに書き込んだりしてくださったおかげです。
実際、読者の方々の意見ほどありがたいものなんて滅多にないですから。
本当にありがとうございます。

そして、Filmarks開始2周年記念の最初(トータル151本目)を飾るのは、ヒュー・ジャックマン最後のウルヴァリン役で、X-MENシリーズ(『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』しか観てません)の集大成の『ローガン』。

それではレビューいきます!

ストーリー/20点(20点満点中)
キャスト/20点(20点満点中)
音楽/20点(20点満点中)
映像&表現/20点(20点満点中)
雰囲気/20点(20点満点中)

トータル/100点(100点満点中)

「本当に最高だ。絶対に劇場で観るべき。」

2D字幕版で鑑賞。

ストーリーは、今までのアメコミ映画とは違い、登場人物(特にローガン)の心情、闘いで人を傷つけることの悲しさ、人を傷つけることの恐怖、人を傷つける事によって背負う罪の重さをこれでもかというくらい描いてたのが物凄く良かった。
あと、X-MENを全く知らなくても楽しめるように作り込まれてたのも良かった。
それくらいしか言葉が浮かばない。

何故それくらいしか言葉が浮かばないのかを知りたければ、映画館へ行って観に行ってほしい。冗談抜きで。(もちろん、字幕と吹き替えのどちらでも大丈夫)

キャストは、ウルヴァリンを演じるのが最後になるヒュー・ジャックマンと、プロフェッサーXを演じるのが最後になるパトリック・スチュワートの精一杯の演技と、ローラ役のダフネ・キーンの迫真の演技が印象に残った。
もちろん、悪役のボイド・ホルブルックの演技も良かったが、先述の3人の演技のインパクトが強過ぎて、若干印象が弱まったか…
しかし、悪役の印象が弱まったとはいえ、減点してしまったら、ヒュー・ジャックマンと、パトリック・スチュワートに対して失礼極まりない気がするので減点なし。

音楽は、最初から最後まで悲しさ溢れる曲が流れてたせいか、戦闘シーンの音楽も悲しさがあるように思えた。
でも、この映画にマッチしていて良かった。

映像&表現は、R15+指定を受けただけあって強烈なグロがあるけど、『アイアムアヒーロー』や、未見だが『デッドプール』のようにただ単にグロいっていう訳じゃない。
その劇中のグロが、ウルヴァリンことローガンが数々の闘いで味わった人を傷つけることの痛みや、闘いで負った身体や心の傷、そして、ローガンの壮絶な生き様を浮き彫りにしてるように思えて、何とも言えない気持ちになった。
これらのグロは、ローガンという1人の男を描く上でどうしても必要なものなので、減点なし。
もし、今このレビューを読んでいるあなたがこの映画を観に行ったら、グロ描写のところは目を背けないで、グロを通してローガンの感じたものを目に焼き付けて欲しい。

雰囲気は、終始悲しくて、重苦しいけど、どこか落ち着いた雰囲気を纏ってた印象。

誰でも問題無く楽しめるのでX-MENシリーズファンの方も、X-MENシリーズ初心者の方も是非!
ユータ

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