やばいこの映画…
久しぶりにこの類の衝撃を受けた…
燃えて萌えて燃える…
何が衝撃かって、少女が殺りまくるってこと。
少女が戦う映画なんて山ほどあるかもしれない…だけど彼女達が無残に敵を殺し、生々しく戦う映画なんて果てしなく少ないではありませんか。
だからボクは『キック・アス』のヒットガールに衝撃を受けたし、惚れ込みました。
この作品とではキャラクターもテイストも全く違うのですが、やっぱりそれと似た衝撃がありました。
キャラクターとか音楽とか、アクション描写とか…『キック・アス』ってすげぇ見せ方が上手いというか、驚かせ方がいろんな意味で上手だと思うんです。
でもこの作品もすごく上手。
けど似てるってことではない。
また違った上手さで、そしてそれもすごく良いのです。
血みどろになってバッチバチ戦う女の子。
華麗にぶち殺したのであろうその後の描写は、本当に素晴らしい見せ方だと思いました。
全く違うものですが、類としては似た衝撃を味わえて少しビックリしたし嬉しかったです。
………って!んな話どうでもいいわ!
ですよねぇ〜(TT)www
「少女の衝撃」はさて置いて、映画自体もとても素晴らしいものでした。
X-MENシリーズ…そうであることは確か。
…ですが色はガラッと変わっていました。
シリアスな中にもポップがあった過去の作品。今回はそのポップが消え、かつより重く、深い映画になってました。
内容もとてもシリアス。
しかし暗いながらも希望に向かっていく様なストーリー。
作品全体に漂うどうしようもない雰囲気や暗いゴア描写がその内容を引き立たせていてとても良かったです。
ジワジワと縮まっていくローガンとローラの関係…そこからのラストはたまらなかった…
ヒュージャックマン、ラストウルヴァリンですが、ほんとにこの作品を最後に引退できて彼は良かったなと思います。
彼のウルヴァリンの最後、どのように飾るのだろうと、楽しみであり不安でもありました。
ですが最後に相応しい、感動と希望に満ち溢れる作品でした。