TV版は視聴済みだった電王だが、この度初めて
劇場版を観た。
電王は幾多のライダー映画に出ているので
まるで久しぶりな感覚が無い。
デンライナーが牙王と名乗る強盗に乗っ取られ、
降ろされてしまった良太郎とハナ。
さらに良太郎は電王に関する記憶も失って
しまう…。
前作カブトまで、アギト響鬼以外TV本編と違う
設定で作られていたライダー夏映画だが、これは
しっかりTVとリンクした外伝的ストーリー。
意外と謎めいていた野上家の秘密とともに
電王らしいテーマが根付いている作品。
冒頭のブレイクダンスが既に見応え充分。
良太郎とモモの兄弟的な関係性が好きだった
自分としては二人にスポットをあてた展開が
とても良かった。
劇場版らしい、「世界を駆ける」と同じ絵面に
強敵に一太刀浴びせるソードフォームの機転、
一時間強の映画で見せ場はタップリあった。
先日観た劇場版カブトが今一つだった反動で、
この映画は高く評価したい。
「特別編って言ったろうが!」