トルコ・アメリカ映画
原題 BASKIN
もう、この邦題からして、ときめくわぁ。 サブタイトルは、トロマのパクリだしっ‼
「野菜の次はお前‼」「おいでよ、肉フェス‼」っていうキャッチコピーのアホくささ♪たまらない♪
裏表紙にはイーライと高橋ヨシキのコメント‼こんなの、絶対に見なきゃだわ♪
深夜、レストランで談笑する警官たち。サッカー賭博・獣姦・男娼などの下品な話で盛り上がっている。
厨房では、怪しい肉を料理する姿…
血の気の多いヤヴスはレストラン従業員へもつっかかる。
トルコの警察はこんななの?とある意味でちょっと怖くなる
そんな中、仲間のセイフィがトイレでカエルを見てプチ発狂。
以後、カエルは度々登場しますが、何事もなかったように警官5人はバンに乗り込み、田舎道を巡回。そこに入ってきた援助要請の無線。
そこはどうやら曰く付きの場所らしく…
と、そこに着くまでもかなり色々あります。
怪しげで、何が起こるのかわからない。
元警察署という怪しげな建物についてからも、謎だらけ。
ぶら下がる肉片… 要請したと思われる警官が、壁にガンガンと頭を打ち続け、震える指を指したのは地下への階段…
彼らはそこへ進むのだが…
新人警官アルダの過去と現実と、そして幻想が往き来し、
もう完璧にストーリー破綻とも言える中で、目隠し血みどろ半裸の謎の人々‼彼ら、グジョングション‼‼
悪の教祖らしき人の見た目も、たらこ唇ヨーダのようで素敵…w
「地獄とは死んだ後にいく場所ではない。地獄とは常に人と共にあるものだ。地獄は我々のなかにあるんだよーっだ♪」と、かっこいい‼w
イーライ・ロス曰く、
「フルチ直系」
あぁ、まさしくその通り‼
なにがなんだかわからない。
それでもよいのです‼
なんかわかんないけど、こうするんだ‼という意気込み(笑) とにかく、こんなグログロシーンが撮りたいんだ、こうしたいんだ、地獄とはこうなんだという表現。その地獄絵図はかなりパンチが効いてるっ♪
そりゃもう、グッチョングッサン鬼畜です♪
人肉 肉肉ケバブパーティーではなかったけどね…w
ビジュアル的にも独特の美意識を持っていることもうかがえます。グロさと不思議感とおぞましさ♪ ほんの少しだけ、鬼畜的な部分で、パゾリオーニの『ソドムの市』を感じました。
邦題もキャッチコピーも、まるっきり的はずれなものだったけど、まぁ、そんなのは良いのです。
私は好きだわ、これ(笑) 最後まで緊張感途切れなかったしね♪
まぁ、これを好きって言ってしまってる時点でアウト…… けど、面白いもんっ‼
