藍色夏恋の作品情報・感想・評価・動画配信

『藍色夏恋』に投稿された感想・評価

Riku

Rikuの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画冒頭では、ブラックアウトの映像と「何も見えない」というモンの声から始まる映画が、最後では「チャンの未来だけは見える」で終わるところ、不安で、心許ないけど、チャンを通じてほんのわずかに光りが差したようで、ささやかだけど美しくて眩しい瞬間だった、、
ななお

ななおの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

台湾の夏の雰囲気が最高すぎて、それだけでずっと観ていられる映画。
特に学校のシーンはどこを取っても絵になる(時代は違うけど牯嶺街の雰囲気にも似てる?)

後半は主人公の心の葛藤が伝わってきてちょっとしんどかった。
思い返せば、前半女の子2人が部屋で踊るシーンが印象的。仮面で主人公の表情が隠れてるのも良い演出!天才です◎
トライ&エラーを繰り返して主人公が前進していく様はちょっと出来すぎでは?と思ったけど、これが許されるのも青春映画の醍醐味
正しく傷つく選択を選ぶ主人公の姿が美しかった。

ラストも良いし、ひと夏でめっちゃ成長してるじゃん、、ってなって泣ける。

心が疲弊した時にまた観たい映画。
RRR

RRRの感想・評価

3.6
淡い光が映画的すぎる


わたしにとっての青い大門は「ただただ過ぎゆく、想い出したくなるもの」です。
すみれ

すみれの感想・評価

3.7
キラキラしてるだけじゃないのが青春なんですかね 木村拓哉の写経びっくりした
わたしはストレートと自認してるけど、恋愛対象に入らない人の前の方が素の自分を晒け出せて、それが相手には魅力的に映ってしまうことも、ほんとに好きな人の前になると急にださくておもんない自分になっちゃうのも、恋愛ってこうだよな…てひたすら相槌打ってた。
LGBTQを(当時としては)斬新な視点から描いた作品として高く評価されてるって聞いたけど、作り手の真意はそこにはないんじゃないかな
Atsuya

Atsuyaの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

台湾の柔らかい空気感がそのまま映像化している。教室の窓からの風とめくれるノートのパラパラ音など、ずっと見ていられる光景。夜のプールや夜の体育館など、青春の象徴みたいなシーンばかりで胸がジーンとなる。
友情と愛情に性別は関係ない。

「いつか男の子を好きになったら、真っ先に教えてくれ」
そんなこと言われたら好きになっちゃうだろ。

このレビューはネタバレを含みます

何回かに分けて鑑賞。久しくボーイミーツガールを見ていなかったので、台湾の良さがわかる映画だな…くらいにしか思って居なかったけど中盤の秘密を打ち明けられたあたりからぐっと乗り出してみた。自分の百合観とも合致して、かなりよかった。フレンチポップっぽい音楽に合わせて踊る2人のシーンは可愛くて好き。
人はこうして木村拓哉の道を選ぶ



あたりまえだけど、人に対する感情は「白か黒か」ではないのですね

とはいえ、この人たち、白か黒かに至る前の対話をちゃんとし過ぎてる印象。口が達者なのよ…!

まあそうでないとストーリーが成立しないか…いくら思春期でも、誰かがもっとブツっと切れそうなお話ではあった。
唯

唯の感想・評価

3.3
自転車に跨り、悪戯っぽくはにかむ汗ばんだシーハオの横顔に、一目で心を奪われる。
髪つんつん流行の時代が懐かしい。
ボクシングの村田諒太似。

前半は、親友の片想いの相手と恋に落ちる系。
クーロウは、親友ユエチェンに、シーハオには彼女がいるのか聞いてと頼まれるのだが、自分で行かずに人を頼るとこういうこと(シーハオとクーロウが仲良くなっちゃう)になる。
まあ、このケースは好きというか憧れの類が殆どだけど。
こういう自信のないやつは振り向いて貰えないのはセオリー(その時点でバランスが良くないということだもの)。
ストーカーして彼の持ち物を収集する程だから、付き合ってもイーブンになれない。

「俺はチャン・シーハオ。O型で蠍座。水泳部でギタークラブ。割とイケてるよ」と満更でもないシーハオに対し、頑ななクーロウ。
ちょっとシーハオと仲良くなると、親友から無視されるという、鳥肌ものの不快な意地汚さ。
だから、女は嫌いなのよ。
すぐ友情を捨てるんだもん。

「君が気になるんだ」「君と付き合いたい」
「私、面倒臭いタイプよ」「俺もだよ」
初デートでいっきなり可愛いクーロウ。
クーロウに無理して合わせて、でも平気を装ったり、緊張していない風に振舞ったり、のシーハオも可愛い。
女子の方がやはり早熟で一枚上手感は否めない。

親友の手前、彼と付き合っているとはしないし、好きだと認めないクーロウ。
誰にも媚びない頑固さが彼女の良いところだが、真意の見えないクーロウにシーハオはヤキモキしてしまう。

だが、実際はクーロウが好きなのは親友のユエチェン。
ユエチェンへの想いを断ち切るためにシーハオをユエチェンに紹介するも、あっさり振られるユエチェン。

「あなたとキスしても何も感じなかった」
「断られたらもう友達じゃいられなくなる」
クーロウが素直な想いと事実を打ち明け、それにも優しく耳を傾けるシーハオのイケメンっぷりったら。

シーハオの名前がいつの間にか木村拓哉に変わっている。
こうして大人になって行くのだな、うん。

ユエチェンにキスするクーロウだが、無視される始末。
振り向いて貰えない・付き合えないというより、自分という人間を理解して受け容れて貰えないことが辛いんだよなあ。

世間一般のルールから外れただけで自分を押し殺すことを強いられる切なさ。
だけど、彼女にはシーハオがいる。
彼こそ、生涯の友ではないだろうか。
「3年後か5年後か、男を好きになれたらまず俺に教えろよ」
自分のプライドとか傷付きとか、そんなことより友というか好きな人の気持ちを優先して丸ごと受け止めてくれて、いつでも寄り添ってくれる。
私にもシーハオをください。
もち

もちの感想・評価

4.0
途中まで「イカれたメンバーを紹介するぜ!」っていうかんじでトリッキーでポップな恋愛ものなんかなぁ...と思って見てたら、中盤あたりで様相が変わって完全にカウンターをくらった...。こりゃあ、めちゃくちゃ好きなクィア映画になりました...。
ラストが本当にほんとうにめちゃくちゃいい。迷ってばかりでいるけれど未来を見据えているところが。呼び方はどうなるか分からないけれど、その未来にお互いがいることが。からりと暑い夏の台湾の風景が陽だまりのように優しい。秘密を教えてって言ったら、尿がシャワーみたいに飛び散ることって答えるくだらなくてなんでもない会話が最高だった。
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