さ

藍色夏恋のさのネタバレレビュー・内容・結末

藍色夏恋(2002年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

うーん切ない。最初主人公が体育の先生にちょっかいかけたり男にキスしたりとなにこいつなにがしたいのって感じだったけど、親友のことが好きだったのなら意味が変わってくる。男の子を好きになろうとしたのよね、自分が同性愛者じゃないと思おうとしたのよね。やり方が高校生っぽくて青い。
親友の男への愛情がめちゃくちゃ凄まじい。間近で見ている主人公かわいそうや。
男の仮面かぶって親友を抱きしめた時どう思ったんだろう。
親友は主人公を妬ましく思ってたのね。意地悪するシーンとかめっちゃ子供っぽい。でも親友のことを好きだったと分かり、本当に関係が壊れる。まだ同性愛はちょっと……と思われていた時代でもあったしなぁ。
木村拓哉には笑った。笑っちゃいけないシーンだったけど。そうでもしないと吹っ切れなかったんだよね。
未来って、異性を好きになれる人だから、主人公は見れたのかもしれない。自分が未来が見えないのは、そうじゃないから……? 
私は女の子男の子が好きって、自分を縛るように書く主人公がすごく痛々しい。一年後も三年後も五年後も、別にそうならなくていいんだよ……!!!!!

あと男の服だせぇ! なんだ魚って笑
さ