「目を閉じても未来の自分は見えないけれど、あなたの姿なら私には見えるよ」
三人それぞれの行き場のない気持ちがすごく瑞々しく描かれていて素敵だった。主人公クーロウの戸惑いが痛いほど感じられる。シーハオが本当に良い子だからこそ友達でいたいけど、どうしても恋愛対象には見れない、みたいなね。シーハオへのラブレターにクーロウの名を騙っちゃうユエチェンの心理がわかりそうでわからない、、、でも彼女みたいに妄想で終わっちゃう片思いには共感だった。誰の恋も叶わないところが、変に美化されてなくてリアルで良い。最後のクーロウとシーハオみたいな友情が羨ましくなる。
