戦争のシーンはリアルでよかったが戦車のシーンでめちゃめちゃCG感ある映像出てきてなんか一瞬集中切れた。
日本兵が出てくるけどあからさまにアメリカ側につくような撮り方じゃなかったところがよかった。
あと、主人公はこの映画で世界一の臆病者と言われるほどの描写をされていたか疑問。変わり者とは言われていたが、臆病者？となる、、、むしろ大佐に楯突くほど勇気があったのでは？また、英雄になった理由とはーというより、彼が戦地へ行く理由とはーみたいな感じの方がいい？
あと、宗教的理由なのか、宗教関わらず彼の思想（冒頭の回想シーンで描かれた経験が理由？）で銃を持たなかったのかがわからなかった。宗教の教えで人を殺してはいけない、ということが無ければ彼は銃を持ったのだろうか？（恐らく持っていない？）仮に宗教的理由のみであれば、彼は教えを決して破らない敬虔な信者として評されるのでは、、、？又は、彼の信仰する宗教（キリスト教、宗派は不明）が素晴らしいとされるのか、、、何故そこまでの意思を持つかの理由がいまいち不明で、そこをはっきりさせてほしかった。
モヤモヤが残る箇所もあった。いい話なだけにもう少し下調べというか細かいところも詰めてほしかった部分はある。
あと、題が場所の名前だが、日本人にはあまり馴染みがなくピンとこないので、主人公の名前とかでもよかったのでは？
ここからレビューというより個人的見解（映画の内容とズレがあるかもしれません）
自分の想像以上に人が死んで、惨たらしい現状があった。いかなる理由があっても戦争が肯定される可能性は一ミリも無いことをこの映画で再確認した。どれほど悪い人でも戦争で殺される理由はどこにもない。どのような褒賞があろうと、どれほど憎いことがあろうと、戦争をしていい理由はどこにもない。もし自国他国関係なく、どこかが戦争を始める方向に向かっていたら、私たち次を担う世代が止めなければならない、声を上げなければならないと思った。
大袈裟かもしれないが、私は世界中が戦争を肯定する方向に行っていたとしても、戦争に反対しようとこの映画を見て思った。
