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ハクソー・リッジのKKのレビュー・感想・評価

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)
4.3
実話

メル・ギブソンのグロさは相変わらず。
だけど、何だろう....
リアルさを掻き立てるグロさがある。
ゾンビ映画のように、変に迫力を出そうとしたグロさじゃなくて、絶妙にリアルで、そのグロさを見せようとするんじゃなくて、ただその現実がそこに在る。
戦争、特に陸上戦の壮絶さ、凄惨さがとてつもなく伝わってきた。
開始5秒で、死ぬ現実。
訓練の努力も仲間との絆も関係なく、突然に死ぬ。
陸上戦は、戦略も何も無く、完全な総力戦。日本兵が後から後から湧いてくるのには絶望を感じた。



信念
初めは、銃を持たない奴は信用出来ないと言われ、罵られ、リンチを受けてもその信念を曲げなかった。その信念を何があっても最後まで曲げないことによって、信頼を勝ち取ることができた。
信念を曲げない強さこそが、何よりも強い精神の持ち主であることの証明になる。

人を1人殺すことと1人助けること
戦争において、簡単なのはどっちで、重要なのはどっちなんだろう?
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