このレビューはネタバレを含みます
「私は仲間と奉仕したい」
あらすじはフィルマにあり↑
信仰と信念で不殺を貫き意思を認められて丸腰で戦地へ向かう青年。
最愛の人との結婚の約束をしたあとで。
その戦場に向かうまでの事柄を丁寧に描き、ともすれば掘り下げすぎて長く感じた。
しかしその前置きによって後半の戦場の生々しさが引き立つ。
この作品では人は簡単に死ぬが救いの手によって重症でも助かる命もある。
その横であっさりと死ぬ命もあり、戦場の無慈悲さがこれでもかと描かれる。
彼はとにかく敵味方問わず救い続け英雄となるまでが描かれる。
同じ戦場で何人も敵を殺して英雄になった者もいるはず…
見て本当に虚しくなった。
良い作品です。