さとみん

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャーのさとみんのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

有名な「ライ麦畑でつかまえて」の作者J・D・サリンジャー の半生を描いた伝記作品。

J・D・サリンジャーの名前は聞いた事あったが、今まで作品に全く触れてこなかったのだが、こんな人だったのか。
「ライ麦畑でつかまえて」も読んでみようかな。

内容的には伝記物というよりは青春物という感じで、良かった。
J・D・サリンジャー役はニコラス・ホルトだが、流石演技が上手い。若かりし頃のサリンジャーの写真にそっくり。
恋人ウーナ・オニール役のゾーイ・ドゥイッチ、母親(リー・トンプソン)に似ている。
お気に入りのルーシー・ボイントンが妻クレア・ダグラス役で出ているだけでスコアが上がる。
ケヴィン・スペイシーも流石の演技力。てか、いつの間にケヴィン・スペイシー復活したんだ?

しかし実話とは言え女学生に扮した記者の話は酷いな。あれは怒り狂うわ。
ウーナ・オニールの結婚の件もそうだが、新聞の力にだいぶやられた。
そういう時代だったんだな。
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