サリンジャーがサリンジャーである理由がよくわかった。感情移入しすぎて胃がキリキリしてなかなか辛かったわ。ライ麦畑、面白いなーって昔読んでたけど、あの作品に戦争の影響がそんなにもあったなんて不勉強で知…
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「退屈な日々を生きていると、現実よりフィクションにリアリティを感じるようになる」
序盤のこの独白が胸に残っている。
『ライ麦畑でつかまえて』を読み、消化不良に陥ったのが数年前。アメリカ文学屈指の名…
ニコラス・ホルトが「ライ麦畑でつかまえて」の原作者J・D・サリンジャーを演じた伝記映画。
才能と自信(と皮肉)に満ち溢れた青年が、戦争によってまるで変わってしまうのは本当に悲しいものです。
原作…
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一生、印税生活とか羨ましい。
「ライ麦畑でつかまえて」の作者がどうやって本を書き上げたかと、戦争によるPTSDとの葛藤の話。
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作家としてこれからって時に戦争が始まっちゃってそこからずっと心を病…
大学の授業で『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(村上春樹訳)を読んだので、サリンジャーの隠遁生活がヤバイ事は知っていたが、妻と娘をスルーして生後間もない息子にキスをするのを実際に映像で見せられるとヒィ…
>>続きを読むとても良かったです。
彼の人生(半生?)を丁寧にまとめあげてる印象で、テンポよく展開は進んでいくけれど彼の感情は痛いほどに伝わってきて、偉大な作家の一部に触れられた気がしました。
私はサリンジャー…
戦争が彼の作品に与えた影響がよく分かった。サリンジャーはよく読むけれど彼の半生についてはあまり知らなかったため、観て良かったと思う。彼は孤独だったが、彼に歩み寄る人はいたし、彼も相手を愛そうとしてい…
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ジョン=レノンを殺害したマーク=チャップマンが、警察が急行してきて逮捕される直前まで読んでいた愛読書として知られる『ライ麦畑でつかまえて』。
その作者であるJ.D.サリンジャーの苦悩の半生を描く実話…
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