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導火線 FLASH POINTのnamのレビュー・感想・評価

導火線 FLASH POINT(2007年製作の映画)
3.8
「総合格闘技アクションでキレキレのドニーイェン!」

先日、「シャクラ」鑑賞した際に谷垣健治アクション監督が舞台挨拶で「導火線2」を製作していると聞いたので未見だった本作を鑑賞。

ストーリー自体は短期でキレやすい刑事と犯罪組織との対立という王道な展開。とはいえ本作の特徴としては総合格闘技のリアルな動きを取り入れたアクション!

総合格闘技は一時期、会場に脚を運ぶほど好きだったこともあり好きなのですが、投げ技、組み技などしっかりとMMAの動きを取り入れつつも、アクション作品としてスピーディーでカッコよく仕上がってます。

序盤からの飛びつき腕十字もあそかまでキレキレで綺麗に決められるのはさすがドニーさん!
後ろに回り込んでのバックドロップやローリングソバット、三角絞めなどおーっとなるアクション目白押しなので楽しかったです。

ただアクション映画にありがちな中盤のドラマの中弛み感は否めなかったです。とはいえ現代アクションとしては見応えのある一作でした。

監督もイップマンなどのウィルソン・イップ監督との黄金ダッグなのでその辺りも安定のクオリティです。
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