おなべ

導火線 FLASH POINTのおなべのレビュー・感想・評価

導火線 FLASH POINT(2007年製作の映画)
3.7
◉今の邦題でもいいと思うけど、『Donnie Yen ブチギレたら終わり。』というタイトルでもおかしくないかと…。

◉1997年の香港。凶悪な犯罪組織を追っていた正義感の強いマー刑事は、必要以上に相手を痛め付ける事から問題視され、音楽隊の部署へ異動させられる。そんな中、犯罪組織に潜入中の刑事がスパイとして見破られ…。

◉《ウィルソン・イップ》監督×《ドニー・イェン》による格闘アクション作品。《ドニー・イェン》兄貴の超絶格闘術を堪能でき、尚且つ、アクション俳優の凄さを再確認できる「やっぱり香港の格闘アクションは本格的で凄いよね再確認映画」。

◉ストーリーは単調なのと、次のシーンへの繋ぎが若干荒めだけど、それでもアクションは超一流。スタントも迫力満点だし、相手への容赦の無さも真に迫ってて好感が持てる。

◉香港・韓国系の刑事ものアクション映画あるある、絶対に1人は見目麗しい女性警官・捜査官がいる。今回もしっかりいたし、とにかく美しかった。











【以下ネタバレ含む】











◉色んなドラマや映画を観ていると、たまに人質や本人に拳銃を頭とかに突き付けて脅している描写があるんだけど、基本的に見せかけばかり(形だけ)で、結局①なんだかんだ一瞬の隙に倒される②頭を撃ち抜く の2択が殆どの中、本作では容赦なく耳を撃つの好き。「耳」を選ぶあたりセンスの良さを感じるし、逆に詰めの甘いアクション映画では、即死に至らないような身体の別の部分を撃てばいいのに…と毎回思っちゃう。
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