ヨハンナ・スピリの児童文学"アルプスの少女ハイジ”を実写化した作品。
アヌーク・シュテフェンが主演、ブルーノ・ガンツ、イザベル・オットマン、カタリーナ・シュットラー、クィリン・アグリッピらが共演。
両親が死んで叔母に育てられていた少女ハイジ（アヌーク・シュテフェン）は、アルプスの山小屋で一人で暮らす祖父アルム（ブルーノ・ガンツ）と暮らすことになる。アルムは当初ハイジを里子に出そうと考えたが、情が移り一緒に暮らすことになる。ハイジが山の暮らしにも慣れた頃、ある日突然叔母が訪れて都会に住む令嬢クララ（イザベル・オットマン）の相手役としてハイジを連れ去てしまう...
愛くるしいハイジと無骨なお爺さんのアルムとの関係にほのぼのさせられる。
ハイジがクララの家で食事の度にこっそりパンを部屋に持ち帰り、沢山のパンをバックに入れて隠しているが、その理由にホッコリです！
令嬢クララのお婆さんの優しさや執事のセバスチャンの心遣いも素敵です。
子供のころに観たアニメ版のイメージが強いですが、実写ならではのスイスアルプスの美しい山々やフランクフルトの街の賑わいなども楽しめる。
終盤でのクララのお婆さんからハイジへのプレゼントがステキで、意外にも”赤毛のアン”と共通点があることに気付かされてビックリです。
クライマックスでは、わかっていてもクララが立つシーンは涙です。
笑顔がステキな明るく可愛らしいハイジに癒される作品です。
「ヤッホー ヤッホー！」
2024.5 NHK BSで鑑賞（プレミアムシネマ・吹替：石田淳子 訳）
2023.8 NHK BSで鑑賞（BSプレミアム・吹替：石田淳子 訳）
