片腕ファルコン

モッシュピット プロローグ編の片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

2.8
映画で派遣労働者という社会的弱者の実情を訴えたつもりが逆に「お前が借金とか作って遊んでたのが悪んだろ!」と反感を買った『遭難フリーター』が話題だった岩淵弘樹監督。(個人的にはこのダメっぷりはツボでしたけども)その後、大森靖子やどついたるねんなどのアーティストを中心にカメラを回し続けた彼は、、カンパニー松尾率いるハマジムに拾われ正式入社、おめでとうございます。

そんなハマジムから本日より公開される新作『モッシュピット』はまさかのエロなし!!しかしながら…『テレキャノ』や『どついたるねんライブ』に違いエネルギーを感じる映像になってるみたいです。

今回スポットライトが当たるのは

◆Have a Nice Day!
 (略:ハバナイ)
◆NATURE DANGER GANG
 (略:ネイチャー)
◆おやすみホログラム
 (略:おやホロ)

という2組のバンドと1組のアイドルらしく、巷の知名度がいかほどか分かりませんが私は全くもって存じないアーティスト。無謀にも1000人キャパの恵比寿リキッドルームの奇跡を捉えたドキュメンタリーのですが、コチラ『モッシュピット プロローグ編』は、今年2月5日(都内)に劇場公開もされたエピソード0的な作品で、この3組の自己紹介のニュアンスが強めです。
ちなみに現在は正式にWEB版としてYouTubeに上がっております!
https://youtu.be/4IX0lP-OSr4


やっぱり今のインディー音楽の流行りなんでしょうかハバナイとネイチャーの電子音楽系で、その中でダンスミュージックを軸にロック、ファンク、パンクがミックスされて・・・・・うん、カッコいいです!!特にハバナイはスゴイ気がする。。音源買おうかしら。。
おやホロも、同じような音楽のアイドルで不思議な魅力がありました。。
モッシュと言えば、ハイスタを中心としたメロコア特有のものだと思い込んでましたが…もはや時代は違うのですね。。

今一番、熱をもってるファンは…アイドルファンと言いますが…正直当たっているようにも思えます。

もはやオッサン化したワタクシが新しい音楽を知るツールが映画が多いというのも何とも寂しいですが…とりあえずこのアーティストを知れて良かったですよ!

とりあえず本編の『モッシュピット』は月曜日のカンパニー松尾のトークショー狙いで見に行こうと思います。。

そしてAV事務所ハマジムはいったいどこへ向かっているんだろう。。