まず、映画は総合芸術だっつってんだろ!!?
この映画の根幹は間違いない設定なんですよ。
元特殊部隊のスーパーエージェントが今は身分を隠して普通に暮らしている。
それがある事をきっかけに再びその特殊な戦闘能力を使って悪を打ち倒してゆく。
これ、96時間やん?Mr.ノーバディやん?絶対面白いやん?
なのに!
なんでだ!!
こっちに情報面でのイニシアチブがあるのに作戦決行のタイミングで正面から突っ込んで先手は相手に取られる。
蛮勇も甚だしい!
それは圧倒的強さには見えないのよ!
ただのバカにしか見えず、せっかくのエリートだったという設定を自分から踏み潰してるんよ!!
そしてなによりトラボルタの生え際よ!!!
画面に出てきたその瞬間から前髪の生え際にしか視線がいかないのよ!!
なにそれ?
どっかでヅラでしたー!みたいなボケがあるのかと期待してたけど最後まで触れられず!!
不自然極まりない生え際の存在感でシリアスなストーリーは頭に入ってこないのよ!
挙げ句、散髪屋に行くシーンがあってドッキドキしたんやけど、髭剃るだけかい!!
気になってるのは髪の毛の方なんです!
良い設定があってもシナリオと演出とそして見た目で台無しになるのだ。
全てに気を遣って頂きたい。
久し振りにこの手のええ映画やったで。
(ええ映画やったんや。。。)