ボックボック

リベンジ・リストのボックボックのレビュー・感想・評価

リベンジ・リスト(2016年製作の映画)
4.0
※ネタバレ含みます※
んー、ジェイサムとか単純B級大好きな私みたいな人にはオススメ。

ストーリーは単純明快。愛する妻をクズのチンピラにこらされ、復讐します、以上。
クズっぷりがすがすがしいほどのクズを次々葬る流れが爽快。

元特殊部隊という設定に少し無理があるが、相棒のクリストファー・メローニがジ・アンダーテイカーに似てて頼りになる。

ヤク中チンピラごときはハエのように叩き潰す姿が良いが、韓国マフィアは巻き添えでちょっとかわいそう。
結局黒幕にたどりついてトドメを刺すが、もはや自ら逮捕ではなく自死に近い、自ら包囲された警察から一斉射撃を受けるけどピンピンして生き返る。
最後にもう一巻き、ゆるドンデンあり。あまり良い筋書ではないので、最後のドンデンは不要と思いますが。

とにかくシンプルなので筋に破綻はなく好感持てます。ただ唯一、不満が。
チンピラのボスに娘が捕まった時、そもそもさっさと外国逃げろよってことなんだけど、グズでなかなか逃げずあっさりチンピラに捕まります。

その上、息子を押さえられてるのに包丁で反撃するあり得ない娘。トラボルタ父ちゃんは娘に何を教えてたのか?バカすぎる。
ってか、かわいい坊ちゃん、即さつされちゃうでしょ、ど素人のナイフ攻撃ごときじゃ。
ちなみに「叔母さん」と呼ばれてる若いお嬢さんはあっさりチンピラから報復で射さつされます。全部娘のドジが原因。しかも後フォロー無し。

何も考えず、スッキリとゴミ掃除してくれる映画でした。