2017年4月22日公開。 監督・脚本は瀬田なつき。
東京・吉祥寺の井の頭恩賜公園の開園100周年記念作品。
井の頭公園の脇にあるアパートに住む女子大生(橋本愛)の元に、女子高生(永野芽郁)が訪ねてきて、以前その部屋に住んでいた亡き父の元恋人を探すお話。
そこにその元恋人の孫(染谷将太)も加わって、遺品から見つかったオープンリールにふきこまれていた未完のオリジナル曲を完成させようとするのだが、3人とも異常にフレンドリーですぐ古い友人みたいになっちゃう不自然さ。
はしゃぐ3人は楽しそうなのだが、適当なセリフと雑なストーリーがダメすぎる。 橋本愛も永野芽郁もメインキャラクターを演じる魅力が全然ないと思う。 これは映画全体でなのだが、ファッションがダサすぎる。 スタイリストはついてるんだろうか?
映画監督をトクマルシューゴでちょっと出演してたり、シャムキャッツのライブシーンがあったり、スカートのデブが歌ってたりして、音楽が好きみたいなのだが、映画がダメなのでこれらのミュージシャン達がもったいない。 スカートのデブは素晴らしい才能を持っているし、メロディーも声も素晴らしいので、是非やせてビジュアルも磨いてほしいし、長生きして下さい。
井の頭公園の歴史に泥を塗る、なかなかの駄作でした。