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チャップリンの悔悟のadeamのレビュー・感想・評価

チャップリンの悔悟(1916年製作の映画)
2.5
チャップリンのエッサネイ社時代の実質最後の作品。
出所したばかりのチャーリーは早速詐欺師にカモにされ、自身も刑務所仲間と強盗を企む物語です。
やっていることはまだまだドタバタの域を出ないものの、カット割はかなりスムーズになっていますし、影を使った演出を試みたりと意欲的です。
何より騒動をそのまま放置して終えるのではなく、そこに救いを用意しつつ、しっかりオチもつけているのはストーリー構成上の大きな進歩が感じられました。
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