けーはち

100万ドルの血斗のけーはちのレビュー・感想・評価

100万ドルの血斗(1971年製作の映画)
3.5
アインシュタインが相対性理論を発表した20世紀となっても相変わらず荒くれ野郎がウヨウヨの西部。100万ドル💵を要求する誘拐事件が発生。攫われたのは伝説と謳われた男の孫‼︎……60代のジョン・ウェイン、実の息子や孫やモーリン・オハラらファミリーと繰り広げる西部劇。

悪党との駆け引き、追手を欺く騙し合いあり小競り合いありの中でも、自動車🚘もオートバイ🏍も自動拳銃🔫も出てきて移り変わる時代を感じさせるジェネギャネタあり新しモノ好きの若者がそれらを暴発させて、ウワーッ‼️😨みたいなドタバタコメディあり家族ドラマありで前半は楽しく大騒動を繰り広げる。後半になると、悪党との決戦に収束して行くため、遊び要素は次第に無くなるが、不器用ながら家族を守る家長の顔が現れてくる彼の姿は貫禄十分。バーンスタインの音楽もいかにもな西部劇で気分をアゲてくれる。