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サンガイレ、17才の夏。のりのレビュー・感想・評価

サンガイレ、17才の夏。(2015年製作の映画)
4.0
何が起こるわけでもないが十代の頃関わりすぎた人たちを思い出した
手首は切るのに大好きな曲芸飛行機には乗れなくて不機嫌 バレリーナの元お母さん
確実に死ねる場所に立った時に死ねなくて涙が出るけど、登っていった一番高い場所は晴れ晴れと綺麗
回りながら飛ぶ飛行機と不安定に回転する採寸台、もう回らないクリームの渦
二年後を描く誠実さに胸を打たれた
彼女に出会わずともサンガイレの未来は大して変わらないのかもしれないと思える、一つの季節のどうでもよさが好きだった
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