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チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話のapapattiのネタバレレビュー・内容・結末

2.6

このレビューはネタバレを含みます

全然ダンスしてない。

人間ドラマ模様もやや半端な書きぶりになってた印象。
リーダーとして人の弱点を言いまくるという悪役に徹しようとする中条あやみ、母がクズで自立しようとするデブキャラの子、予定調和を指摘される広瀬すずなど、結構切り口としてはだいぶ広げたものの、どれもがなんか回収しきられずに、最後は広瀬すずが誰かのためにダンスをするのが本質〜素晴らしい〜!映え〜!優勝〜っていう力づくのドラマになってる感。

天海祐希も異常においしいとこだけラストで挿入されてて、裏でしてた努力やとか、飲んだ涙とかがぱぱーっと暴露されていた。

うーん、なんか要素として表層的なものをなぞってるだけになっちゃってると感じてしまう。

ざっくり入学してからの3年間を描いているので3年分構成があるんだけど、初年度のグダグダが長すぎたのかな。まとまるまでに時間がかかりすぎた。
3年の本番の葛藤とか、そっちにもっと重点おいても良かった気がする。

あとは広瀬すずも中条あやみも高校生だからかイモイモしててあんまかわいくなかったんだよな…
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