ハリ

ビリオネア・ボーイズ・クラブのハリのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

偶然再開を果たしたジョーとディーンは卓越した頭の良さと話術で投資会社を設立する

実話を元にした物語。
特権階級の人間たちに投資話で誘い資金を集め"BBC(ビリオネア・ボーイズ・クラブ)"を創り上げる。

悪魔の囁きか窮地を脱するために帳簿の書き換えを行ってしまった事から一転して詐欺で成り上がって行くようになってしまう。

卓越した人心掌握を発揮し話術で人をオトして成り上がっていく様がカリスマ性をどんどん助長させていた。

大口の顧客であったロンが実は詐欺師であり感情的になったメンバーがロンを殺害したことこからBBCの転落は始まる。

結果として2件の殺害事件を起こしてしまいディーンは自身の保身の為にジョーを裏切る。腹黒ディーンは結局腹黒でしか無かったのか…、それも黒さマシマシの
友情で固く結ばれた絆であったはずが金の切れ目で脆く解けてしまったのが切ない。

平穏に暮らしていたはずがディーンと出会ってしまった為に全て失ってしまったジョー。若き投資家達の富と栄光、そして挫折と奈落を描いたドキュメンタリー作品。

テンポよく進んでいき、投資を駆使して〜って感じでも無く難しい投資用語も登場しないただの詐欺師の成り上がりストーリーなので軽く鑑賞出来た。
個人的評価:良作
ハリ

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