シネマスナイパーF

ビリオネア・ボーイズ・クラブのシネマスナイパーFのレビュー・感想・評価

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キャスト以外に釣られる要素を感じられない
嘘はいけないよっていうそれだけの話なんだけど、えっそれ本当に大丈夫?って心配してたらホンマに騙されてたやんけっていう


こっちも騙されていたらしいことが発覚するまではかなり退屈
調子こいてる様子を飽きるほど見せられる
意味ありげなシーンは序盤に固められていて、その後は大して凄みを感じないプレゼンやクスリパーティーを延々見せる

印象的なシーンが少なく、会話が多いと感じてしまうのですが、情報量が多いかと言われると別にそうでもない
当のクラブが自身をどう回しているのかの描写も理解しにくく感じる
突発的に行動を起こし、突発的にハプニングが起こる
突然現れた新キャラクターはあっという間に消される
あんまり面白くないかな正直

だからと言って見どころがないわけではなく
エグジーベイビースペイシーの主演三人の演技はとてもいい
全員生き生きしていたので、人物そのものは魅力的なキャラクターが多かった
脇もしかり


実在の事件を題材にしているらしいのですが、なーんか半端な印象
これやるならもっと尺とっていいと思うけど、ぶっちゃけ実際のランニングタイム以上の長さを感じてしまったからなんとも言えない
主人公の父親を演じている人は、1987年に同じ題材で作られたテレビ映画でジョー・ハント役だった方だそうです
ともだちはだいじにしようね